季節の変わり目は注意が必要?!肌が弱っているときの正しいケア方法とは?
2022/02/12
日によって肌のコンディションが変わることってありますよね。
昨日までは何もなかったはずなのに急に「ん?化粧品がしみる?」って感じることがあったり・・・。
特に敏感肌の人はそんな経験が多くあることではないでしょうか?
このページでは、季節の変わり目などに起こりやすい肌の変化と対処法についてご紹介していきます。
Contents
なぜ季節の変わり目は肌トラブルが起こりやすいの?
寒い冬から暖かくなってくる春、暑い夏から秋など、そもそもなぜ季節の変わり目に肌のトラブルは起きやすくなるのでしょうか?
トラブルを引き起こす原因として、温度や湿度、紫外線や花粉などのアレルゲン等が関係しています。
花粉であれば季節によって飛ぶ量や種類が変わり気温も変化します。この変化に肌が対応できていないと、乾燥や炎症といった症状が肌に起こりやすくなるんですね。
季節別!起こりやすい主な肌トラブル
♦春・秋:花粉などのアレルゲンが多くなる時期なので、炎症が起こりやすくなります。
♦夏:紫外線や日焼けによる肌トラブルが起こりやすい・
♦冬:空気の乾燥による肌トラブル
予防方法はどーするのが正解?
肌トラブルを起こさないよう予防するには、肌がもっているバリア機能を事前に高めておくことが大切です。
方法としては、セラミドやヒアルロン酸といった保湿効果の高い成分が入った化粧品を使って肌の水分保持能力を高めてあげましょう。
そして油分を含む、乳液やクリームを使うことによって皮脂膜を強化。
バリア機能を高めて、多少の外的変化に左右されない強く健康な肌を目指しましょう!
段階別の肌トラブルの症状って?
肌トラブルにも軽いものから、皮膚科などのクリニックにかかった方が良い重いものまでと、さまざまな症状がでてきます。
症状を3段階別で載せてみました。
もし「自分の肌が弱ってるなー、調子悪いなー!」って感じているのであれば、自分の肌が今どの段階でどんなケアをするのが適切なのか、よければご参考にしてみてくださいませ。
早い段階で気づき処置してあげることで、重い症状にならなくてすむかもしれませんよ。
*初期症状*
- いつもより肌がつっぱっているように感じる。
- 肌表面がケバ立っている。
- 肌の表面が粉をふいたような状態になる。
肌トラブルで1番軽いレベル、いわゆる初期症状は乾燥です。
肌本来の水分保持機能と皮脂分泌量が低下してしまって、肌の内部の水分が蒸発しやすくなっている状態です。
この状態で普段と同じスキンケアしかしないでいると、肌はドンドン乾いてさらにカラカラになっていってしまいます。
大事なのはとにかく保湿をしてあげること!
保湿効果のある化粧品を使ったり、普段から使用している化粧品の使用量を増やして、たっぷり肌に使ってあげてください。
水分と油分をしっかり与えて肌のバリア機能を高めてあげることで、比較的すぐに乾燥は改善されていくはずです。
*中期症状*
- 部分的に赤みが出ている。
- 部分的にかゆみが出てくる。
初期段階が進み、さらに肌が弱くなってくるとターンオーバーのスピードが早くなり、角層に未熟な細胞たちが並んでくるようになります。
そうすると、外的刺激から肌は守ることができず、赤みやかゆみといった刺激を引き起こしてしまいます。
炎症などが起きている部分は敏感になってしまっているので、ワセリンなど油分を含むものを使って皮脂膜を強化して肌を守ってあげましょう。
また、肌の水分を逃がさないためにも洗顔はしっとりタイプのものに替えることをオススメします。
メイクもパウダーとポイントメイクだけにするなど、肌に負担のかかるクレンジングを控えるようにしてください。
とにかく肌に刺激を与えないように気をつけましょう。
*重症*
- 化粧品が肌にしみる。
- 何をしても赤みとかゆみが治らない。
中期症状が続き、肌に負担をかけないようにしていても改善されないようであれば、自己判断でケアを続けるのは危険です。
使っていた化粧品がしみるようになってしまったら、肌は本当に弱ってしまっている状態。
ここまでくると、自力で肌のバリア機能を復活させるのは難しいので、できるだけ早めにクリニックに行って診てもらいましょう。
ステロイド剤や抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬など、症状に応じた薬を処方してもらえます。
頑張っても自分の力で治せないときは、薬の力に頼ってでも、早く健康な肌を取り戻すことも時には大切ですね。
日本には四季があって季節を感じられる分、肌にはいろんな負担がかかってきます。
普段から自分の肌を大切にしてあげて、外的ダメージに負けない健康的で美しい強い肌を目指しましょう☆