目もとの「くすみ」はなぜ起こる?原因とお手入れ方法とは?
2022/02/12
肌の色をどんよりと見せてしまう「くすみ」。
今、肌の「くすみ」を感じている方、もしかしたら間違った肌のお手入れをしている可能性があるかもしれません。
このページでは、くすみが出来る原因とそれぞれに合った改善方法をご紹介していきます。
「くすみ」は正しい方法でケアをすれば、清潔感のある透明肌が取り戻すことができるかもしれません。
お悩みのかたは是非ご参考にして頂けたらと思います。
Contents
肌がくすむ原因は4つ!
「くすみ」ができてしまう原因ですが、主に4つの要因が考えられます。
①角質が溜まっている
②メラニンが溜まっている
③血行不良
④乾燥
ちなみに、この4つの原因以外にもタバコも肌をくすませる原因の1つなんです。
タバコを吸うことにより毛細血管が収縮してしまい、肌に酸素が栄養がちゃんと行きわたらなくなってしまうので、血流が滞って、どんよりとくすんだ肌をつくってしまいます。
また、体内のビタミンCも消費されるので、肌の新陳代謝やコラーゲン生成が低下してしまい、「しわ・シミ・たるみ」など別の肌トラブルもつれてきてしまいます。
「百害あって一利なし」とは本当にうまく言ったものですね。
①角質が溜まっているとは?

引用:クリニーク ラボラトリーズ 図版参照https://www.clinique.jp/media/export/cms2.0/lp/3stepLP/pc/key-img.jpg
本来、はがれ落ちなきゃいけない古い角質が落ちないで肌の表面に溜まってしまうと、残った余分な古い角質は重なってだんだん分厚くなっていきます。
そうすると肌の透明度が下がり、褐色がかった灰色に見えてしまうので、肌がくすんだように見てしまうんですね。
この角質が溜まって起こるくすみは、ターンオーバーの低下が原因となります。
何となく肌がゴワゴワしているなーって感じたり、ニキビや吹き出物が治りにくい状態のときは角質が溜まっているかもしれません。
また、30代を過ぎてくると20代のときにくらべ角質が溜まりやすくなってきます。
*角質のお手入れ方法*
角質が溜まったことが原因のくすみは、不要な角質を取り除いてあげることで改善されます。
ピーリングやゴマージュで古い角質をオフしてあげましょう。
AHAや酵素入りの洗顔料を使ったり、角質除去成分が配合された美容液を使うのがオススメです。他には、レチノール配合の化粧品にはターンオーバーを促進させる作用があるので、くすみ対策に効果的です。
ゴマージュを使う場合は、なるべく粒子の細かいものを選ぶと良いですよ。
いらない角質を取り除いてあげることで、普段使っている化粧品の浸透率もアップするので、「くすみ」は取れるしスキンケアの効果も実感できるわで、イイこと尽くしですね。
②メラニンが溜まるとは?
紫外線を肌に浴びすぎてしまっている人や、スキンケアの際に、つい力をいれてケアしてしまっている人に現れやすいのが、メラニンが溜まったことによって起こる「くすみ」です。
これは、メラニンが紫外線や摩擦から肌を守ろうとして大量に発生し、それらが表面からキチンと排出されないので肌の明るさがダウンし、「くすみ」となってしまうんですね。

引用:株式会社創健美 図版参照 http://img11.shop-pro.jp/PA01059/894/etc/f21_fig_01.gif
*メラニンのお手入れ方法*
メラニンの改善に1番効果的なのは、美白ケアです!
美白成分が含まれた化粧品を使って、こすらないように優しくスキンケアしてあげましょう。
毎日続けることによって徐々に透明感のある肌になってくるはずです。
ちなみに、美白成分には「メラニンの生成を抑える・追い出して促進させる・別の物質に変える!」といった3つの作用があるんですが、たくさん種類のある美白成分の中で、1種類で3つ全部の役割を果たしてくれる、オールマイティ成分の子がいます。
それが、ビタミンC誘導体です!
有名なプラセンタエキスや、リノール酸・アルブチンといった成分などももちろん美白効果はあるんですが、それぞれ単体では3つすべてにアプローチしていないんですね。
普段使っている化粧品にビタミンC誘導体が入っているか、まず1度チェックしてみるのも良いかもしれませんね。
③血行不良

引用:株式会社 ベガ 図版参照 http://www.vegalife.co.jp/sp14/img/img03.jpg
多くの女性が悩んでいる冷えや、運動不足・睡眠不足といったことが原因で血行が悪くなってしまうと、静脈の血流が滞ります。
すると、静脈血の量が増えてしまうので、それが皮ふから透けて、肌が青っぽくくすんだように見えてしまうことで起こる「くすみ」の1種になります。
色白の人はメラニンの量も少なめのため、くすみだけではなく青ぐまにも注意が必要です。
*血行不良のお手入れ方法*
血流が滞って、流れが悪くなってしまっているので、マッサージや運動で血行を促してあげるようにすると改善されていきます。
また、ビタミンEや炭酸が含まれた化粧品を使って血流を良くしてあげるのも効果的です。
マッサージをするときのコツとしては、力を入れすぎず優しく行うことが大事です。
肌が動くくらいグイグイ力を入れてしまうと、肌の組織が壊れてしまい、逆に「たるみ」の原因になってしまいます。
④乾燥
肌の乾燥によっておこる「くすみ」は水分保持能力が低下することによって起こります。
潤いを失ってしまった肌は、表面の角質が荒れた状態となりキメが乱れてしまいます。
すると、肌に当たる光をキレイに反射することができなくなり、さらにツヤ感が低下して、どよんとした肌の色をつくってしまうんです。
*乾燥のお手入れ方法*
乾燥は言わずもがな、肌が乾いて潤いが足りていない状態なので、しっかりと保湿ケアをしてあげてください。
1にも2にも、とにかく保湿することが大事です!
肌に潤いを与えてあげることによって、キメの細かい明るい肌を手に入れましょう。
このときには、保湿成分が入った化粧品を選ぶようにしましょう。
セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・ビタミンCといった成分たちが保湿成分といわれている有名なものですね。