老けてみえる要因の1つ目元のシワは何故できる?その原因とは?
2022/02/12
年齢を重ねるにつれ、肌の悩みってどんどん増えてきますよね。
そんな数ある悩みの1つでもあるのが、目もとのシワ!
若いころは肌もピンッと張っていて、気にもならなかったはずなのに、ある年齢を境に「あれっ?」って思い始めた方も少なくないことでしょう。
目元のシワは見た目に変化を及ぼします。
まぁ、ハッキリ言ってしまえば、老けてみえます!!!
目もとのシワがあるせいで実際の年齢より上に見られる人、逆にシワが薄く目立たなくて若く見られる人。
たった線が入っているかいないかの事ですが、これだけで顔の印象ってすごく変わってくるものです。
では何故、目もとの「シワ」はできてしまうのでしょう?
「シワ」のできる原因をみていきます。
Contents
「シワ」ができる原因とは?
シワができてしまう1番の原因は「加齢」です!
これは、肌の水分量が年齢と共に自然と減っていき、皮フの真皮からハリを保つ役割である、コラーゲンやエラスチンなどの成分が減少していくため起こることなので、ある意味、人として止めようのない事でもあります。
だからといって、「じゃあ、どうしようもないなら仕方ないね!」って言ってしまえばお終いなので、それ以外の原因を探っていきたいと思います。
というか、以下の原因こそがシワが多く老けて見える人と少なくて若く見える人との分かれ道になるんです。
・紫外線
・エアコンなどによる空気の乾燥
・顔の筋肉の動き・衰え
・皮下脂肪組織の減少(急激に痩せた場合など・・)
・脂肪の重さなどの重力
この5つの原因の中でも、特にシワに対して破壊力が強いのが「乾燥」です!
シワができる1番の原因「加齢」は、肌の水分量が減っていくからおこるので、乾燥した肌は「シワ」にとって最高の遊び場。
どんどんエリアを広め加速し、シワ製造機と化してしまうのです。
シワができる過程としては、乾燥すると肌のバリア機能が低下します。
すると、ちょっとした刺激もダイレクトで伝わることとなり、肌はもろにダメージを受け、変性を起こし弾力やハリが低下しシワとなっていくんです。
ましてや、目のまわりの皮ふは他の部分の皮ふに比べ、かなり薄く、人間の体で1番薄い皮ふの場所だと言われています。
厚さとしては0.5mm程とされています。
大体どれくらいの薄さなのかと言いますと、ティッシュペーパーを1枚取り出した時に、1枚は薄い2枚が重なって作られているのはご存知でしょうか?
目のまわりの皮ふはティッシュペーパー1枚をさらに半分にした、その1枚分の薄さしかないと言われています。ティッシュペーパー1枚でもかなり薄いのにその半分だなんて、ダメージを受けやすくて当然ですね。
乾燥の予防対策はどーやってやるの?気を付けるべきこととは?
では、「シワ」予防につながる乾燥対策をいくつか挙げていきますが、これらは目もとの「シワ」だけではなく、顔全体として乾燥させないようにするための予防対策だと思って読んで頂ければと思います。
・観葉植物を置いたり、加湿器を使うなど、室内の湿度は40~60%を目安に保つようにしましょう。ただし、空気の入れ換えは定期的にしてあげてください。
・日焼け止めを塗る。これは冬であっても忘れず塗りましょう。
・肌に潤いを与えてあげるために、セラミドなどの保湿成分を含んだ保湿効果のある化粧品を選ぶと効果的です。
・冬は、肌に直接冷たい風が当たらないように、手袋やマフラー、スカーフなどでガードする。
空気がカラッカラの冬の時期は他の時期に比べ、特に乾燥に気を配ってケアをしていきましょう。
スキンケアではとにかく保湿をすることが重要です。保湿成分を含む化粧品やオイルなどを上手に使って乾燥対策をしてあげてください。
シワにも種類はある!どう違うのか?
シワと一言で言っても、実はいくつが種類があるのはご存知でしょうか?
頑張り次第ではそこそこ簡単に改善を図れるものから、赤信号が点滅してしまっている重症なものまで、いろいろな「シワ」があるので、簡単にご説明していきますね。
① ちりめんじわ
「ちりめんじわ」とは、表面だけにできる細かいシワのことです。紫外線などの影響で肌が乾燥し、角質層の水分が失われることによって、表面の柔軟性がなくなりできるシワです。
シワとしては初期段階にあたるもので、この段階の時に紫外線予防と、肌の保湿を充分にして潤いを与えてあげることで改善が図れます。
目元のシワには、レチノールを含むクリームなどが効果的です。
② 小じわ
「小じわ」は紫外線などのダメージをさらに受け続け、「ちりめんじわ」が進んだ、少し目立つシワになった状態のものです。第二段階といったところでしょうか。
こちらは、真皮までは到達していないものの、放っておけばケアに時間がかかる「大じわ」になってしまう恐れのあるシワです。
肌の保湿対策はもちろんのこと、紫外線対策にもさらに気を配りましょう。手入れ次第では挽回可能なものですが、イエロー信号の状態なので赤信号になってしまう前にキチンとお手入れをしてあげてください。
③ 大じわ
シワの大ボスです!
細かく細かった線が、深く濃い溝のような線の「大じわ」になってしまうと改善するのは容易ではありません。完全な赤信号状態です。
「大じわ」は真皮まで達してしまっている状態なので、そこから自分の力で復活させようとするのは至難の業。そうなる前の段階で肌をもっといたわってあげてください。
④ ちりめんじわ
「表情じわ」と呼ばれるものの1つで、笑ったときにできる目尻のしわなど、筋肉の収縮によって同じ個所に繰り返し力が加わり、次第に深いシワとなっていきます。
年齢を重ねると顔の筋力が衰え、皮下脂肪を支える力が低下し、肌がたるんでくるので、顔全体が下に下がっていかないように、表情筋を意識して動かすようにしましょう。
ちなみに「たるみじわ」はクマの原因にもつながってくるものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
一言に「しわ」といっても種類があり、軽度のものから重度のものとレベルがありますが、できてしまったものを治すことはどちらにしても簡単なことではないです。
これらの「しわ対策」をキチンとすることによって、これから出来てくる「しわ」予防にも繋がっていくので、自分の目もとをしっかりケアしてあげてください。
今は効果がすぐわからなくても、年齢を重ねたときに、ケアをキチンとしてきた人としてこなかった人の差は間違いなく出てきます。
後で後悔しても、それこそ美容医療の力をかりないといけなくなったりと、治りにくい上にお金もかかるし大変です。
早い段階でケアをきちんとしてあげて、いつまでも若々しい目もとを保っていけるようにしたいものです。